NUROひかり電話にて現在お使いの固定電話の番号を使うには条件がある
NURO光に限った事では有りませんが、電話サービスの乗り換えを行う際、引き続き同じ電話番号を使うにはいくつか条件があります。
NURO光で提供しているNURO光でんわでも電話番号を移行する場合、他社と同じような制限が設けられています。
きちんと条件を満たしていないと乗り換えの際、電話番号を失う可能性があるのできちんと把握しておきましょう
NTT加入電話発番でないと移行不可
もっとも基本的な条件がNTT加入電話で発番(番号を取得)された電話番号かどうかです。今現在利用している電話サービスがNTTかどうかは関係有りません。あくまでどこで電話番号を取得したかどうかが重要になってきます。
NTTの加入電話とはNTT東西が提供している一般の固定電話サービスを指します。
例えば、現在auひかりを契約していたとして、インターネットサービスを別の会社に乗り換えたとしましょう。 もし使っている電話番号がKDDIにより発行された番号だと、別会社の電話サービスに電話番号を移行する事ができません。
しかし、もともとNTTの加入電話で番号を取得し、auひかりへ移行した電話番号であれば、再度別の会社のサービスへ番号を移行する事ができます。
また、NTTフレッツ光で発番された電話番号であっても、フレッツ光のひかり電話はNTTの加入電話とは、全く別のサービスのため、同じNTTであっても番号は移行できません。
番号移行が可能な事業者
NURO光へ電話番号を移行する条件として、上記でご紹介したNTT加入電話発番のほかに、指定の事業者があります。
NURO光では現在以下のいずれかのサービスを使っている場合に電話番号を移行する事が可能です。
- NTT加入電話/ISDN回線
- フレッツ光 ひかり電話(NTT)
- メタルプラス電話(KDDI)
- ケーブルプラス電話(KDDI)
- auひかり電話(KDDI)
- FUSION
- UCOM
上記以外の事業者を使っている場合、もともとNTT加入電話で発番された電話番号に限り、一度NTT加入電話に戻すことで番号移行が可能になります。
(【おとくライン】【BBフォン光】【ケーブルライン】など)
NUROひかり電話開通までの所要時間
NURO光でんわに電話番号を移行する場合、番号移行手続きのためにNURO光インターネットサービス開通後、約1週間ちょっとかかる事があります。 そのため、その間インターネットは使えるけど固定電話がつながらない状態が起きてしまいます。
そういった場合のために、もともと利用していた電話サービスをNURO光開通後、有る程度継続しておく必要があります。 つまり、短期間の間だけインターネット回線を2つ契約した状態にする必要があります。
NURO光が開通する前に、既存の電話サービスを解約してしまうと、電話が使えない期間が発生したり、または番号移行の手続きが上手くいかないケースも発生するので、きちんとNURO光でんわが開通した後に、既存の回線が解約されるように調整しましょう。
また、一定期間2つの回線がつながった状態だと、料金の請求が2重になってしまうのでは? と心配されるかもしれません。
しかし、NURO光の開通月は月額料金がかからない割引サービスが適用されるので、インターネット回線が2つ混在した状態でも、2重に料金が請求される可能性は低いと言えます。